ご挨拶

小野寺 康哲NTT都市開発プライベート投資法人
執行役員 小野寺 康哲

 投資主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 平素は、NTT都市開発プライベート投資法人に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 本投資法人はこの度、第18期(2025年1月期)の決算を無事に迎えることができました。当期末で運用開始から9年が経過しましたが、これまで順調に運用成果を積み上げてくることができたのも、ひとえに投資主の皆様のご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます。

 ここに本投資法人の第18期の運用の概況と決算につきましてご報告申し上げます。
 本投資法人は、全国主要都市に立地する40物件(オフィス11物件、レジデンス16物件、商業施設6物件、ホテル1物件、ヘルスケア施設4物件、インフラ施設1物件、その他1物件)、取得価格合計98,408百万円の運用を行っております。
 当期は、前期に発生したトラッド目白の原状回復費収入による一時金の剥落はあったものの、前期に取得したアーバンエース三宮ビルなど5物件が通期稼働したことに加え、既存物件の賃料の増額更改や工事費の圧縮にも取り組み利益の確保に努めました。
 その結果、対前期で増収増益の営業収益3,636百万円、営業利益1,632百万円、当期純利益1,435百万円を計上し、投資口1口当たりの分配金は予想を上回る27,700円となりました。

 今後も本投資法人は、スポンサーであるNTT都市開発をはじめとするNTTグループのサポートとノウハウを最大限活用し、着実な成長と長期的な安定運用を目指すとともに、「投資主志向の徹底」と「誠実で堅実な事業運営」に努めてまいります。

 投資主の皆様におかれましては、引き続き変わらぬご支援、ご理解を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。